目次ケースの製作折り曲げ装置温度制御器


折り曲げ加工装置 温度制御器
部品説明




トランジスタ (2SC1815)


サーミスタ電圧変換回路およびリレー駆動回路で使用しています。






電圧比較器 (LM319)



電圧比較器(コンパレータ)としてLM319を使用しました。他のものでもOKです。





3端子レギュレータ (78L09)


12Vの電源電圧から安定した9Vの電圧を作るためのレギュレータICです。
出力電流は100mAまで流すことができるタイプを使用しました。




抵抗器


温度制御回路の抵抗は1/8Wを使用しています。
電力制御回路の抵抗は1/2Wを使用しています。







バイパス・コンデンサ


電圧変換部、コンパレータの入力に入ってくる交流信号をアースに流すためのコンデンサです。今回の回路では交流信号は装置の誤動作になる不要な信号です。
コンデンサには積層セラミック・コンデンサを使用しました。





リレー


オムロン社製のG5V−2を使用しました。
駆動電圧がDC12Vのものを使用しました。
接点は二組あり、各々以下の仕様です。

125V AC : 0.6A
110V DC : 0.6A
 30V DC : 2A





ダイオード



リレーはコイルを使用していますので、リレーをOFF状態にした場合、高い電圧が発生することがあります。この電圧でトランジスタが壊れないようにダイオードにより保護します。今回の場合、電源電圧は高くないので、このダイオードを付けなくてもトランジスタが壊れることはありません。安全のために付けました。




ダイアック


今回使用しているトリガ・ダイオードはNEC製のN413です。
N413のブレーク・オーバー電圧(VBO)はデータシートでは最小26V、最大40Vになっています。
極性はありませんので、どちらの方向に取り付けてもOKです。




タイミング・コンデンサ


トライアックのゲートに加えるパルスの位相をずらすためのコンデンサです。
0.1μF 50Vのポリエステル・フィルム・コンデンサを使用しています。
極性はありません。




ダイオード・ブリッジ


ヒステリシス防止回路にはダイオード・ブリッジを使用しました。
最大耐圧200V、順方向最大電流1.5Aのものを使用しました。流れる電流は少ないので、もっと小さな容量のものでもOKです。
電極の接続を間違えないように注意する必要があります。
ダイオード・ブリッジでなくても4つのダイオードを使用することもできます。




プリント板




15ホール x 25ホールのものを使用しました。

ユニバーサル基板




配線端子



入力および出力のケーブルを接続するための端子です。この形状である必要はありません。またはプリント板に直に線をつなぐのであれば必要はありません。






金属スタッド



プリント基板をケースに取り付けるために使用します。
3mmネジで5mmの高さのものを使用しました。
プリント基板でのアース配線をケースと接続するために金属のスタッドを使用しています。