目次事例集ダンシング・ライト部品説明


ダンシング・ライト
アクリルケースの作成




ダンシングライト装置は内部の回路が見えるように透明なアクリルケースに入れました。アクリルケースは2mmの厚さのアクリル板を折り曲げて作りました。
折り曲げ装置については「アルマゲドン」を参照して下さい。




ケースの展開図

ケースは内部に入れる回路の大きさを考慮して幅120mm、高さ40mm、奥行き140mmとしました。折り曲げ部分の誤差があるので数mmのずれはあります。
ケースの構造は底の部分と蓋の部分を組み合わせるシンプルなものです。




蓋の固定

ケースの後ろ側には外部ランプを接続するためのコンセントが付けられます。コンセントへのプラグの着脱には力が必要で、底の部分と蓋の部分がしっかり固定されていないとアクリル板が折れる可能性があります。

アクリル板にネジを作るだけでは不安なので、6mm角のアルミ棒を使用して蓋を固定することにしました。アルミ棒には底板との固定用に2mmの穴を両側に開けました。それより少し内側に3mmネジをタップを使用して開けました。この棒を前と後に1本づつ合計2本使っています。


アルミ棒を底に固定するために2mmの皿ネジを使っています。皿ネジを使うことでネジの頭の部分が蓋に当たって隙間ができることはありません。


蓋は3mmのネジでしっかりと固定することができます。





裏面の補強


装置の裏面には4つのコンセントとACコードの穴を開けます。コンセントの穴は20mm x 11mmと大きいので裏面のアクリル板の強度が落ちます。ですから、コンセント固定部分を1mm厚の真鍮板で補強しています。




部品取り付け穴


部品を取り付けるための穴を開けて完成です。