目次PIC回路集風速計製作工程


風速計 風速検出ユニットの製作工程


軸の回転数の検出はスリット板とフォト・インタラプタで行います。軸が滑らかに回転するように軸はボールベアリングでシャーシに固定します。回転軸に各パーツを仮に取り付けた状態です。青い円盤はスリット板ですが、まだ、スリットは開けていません。青い色はアルミ円盤の表面を保護しているシートの色です。

スリット板をプーリーに取り付けた状態です。スリット板に4つのスリットを開けました。軸が1回転すると4つのパルスが得られます。

回転数検出するローターを固定するために厚さ5mmのアクリルの円盤を使用しました。中央に軸を通す穴を開け、ボールベアリングを取り付けます。ベアリングを固定するためにベアリングが入る穴を開けた厚さ1mmのアクリル板を使用しました。ローター部を組み立てた状態です。両側の板は長さ50mmのシャフトで固定しています。ベアリングはストッパーで固定しているので外れません。

フォトインタラプタをプリント基板に取り付けたセンサー部の状態です。
プリント基板の四隅にラグ端子を半田付けます。このラグ端子をローター部のシャフトに挟んで固定します。
フォトインタラプタのリード線は4本あります。部品の裏側に各リード線の刻印があるので、間違えないように配線します。A:LEDのアノード、K:LEDのカソード、C:フォトトランジスタのコレクタ、E:フォトトランジスタのエミッタ
ローター部にセンサーを取り付けた状態です。スプリット板はフォトインタラプタの位置に合わせて調整します。
高さを合わせるためにセンサー部を取り付けないシャフトにもラグ端子を挟んでいます。

ローター部をケースに取り付けるための金具を取り付けた状態です。ケースには塩化ビニールのパイプを使用しました。両側にはキャップを取り付けます。ウインドカップを取り付ける方にはシャフトを通す穴を開けます。

ローター部をケースに固定した状態です。
キャップを閉めた状態です。風速検出器を取り付けるために少し細いパイプを使いました。センサーのケーブルはこの取り付けパイプの中を通しています。

これは軸にハブを取り付けた状態です。このハブにシャフト取り付けるための穴を開けるのが一番大変でした。正確に開けないとシャフトをきれいに付けることができません。シャフトの先端にウインドカップを取り付けて検出ユニットは完成しました。扇風機で風を作り回してみました。カップが少し小さかったようにも思えます。風を受ける面積がもう少し広い方が弱い風でも回転します。