目次オリジナル・プリント基板の製作プリント基板作成の道具紫外線露光器装置説明





以下に紫外線露光器の構造について説明します。




シャーシ

シャーシの内部には蛍光灯を入れています。また、上部には回路部品を配置しています。
シャーシの材質は加工のやり易い0.3mmのアルミニューム板を使用しています。
寸法は以下のようにしました。
長さ400mm(蛍光灯の長さ:345mmを考慮)
奥行き170mm(感光基板を押さえるクランプ装置の幅:170mmを考慮)
高さ100mm(反射板の曲がりを考慮したが、適当)





カバー

回路部品にはAC100Vがむき出しになっている部分があるので、触って感電しないようにカバーを付けます。
回路部品は多少熱がでるので、カバーは3mm径の穴の開いたアルミパンチング板(1.5mm厚)を使用しています。
奥行きを172mm(シャーシより2mm広い)で曲げます。パンチング板を曲げるのには木の角材でパンチング板を挟んで固定し、やはり木の角材をあてがって金槌で少しずつ曲げます。(結構大変。知り合いに鉄工屋さんがいると楽なのですが。)
寸法は以下のようにしました。
長さ400mm
奥行き172mm
高さ150mm(部品の高さを考慮して、シャーシの上部に50mmの空間ができるようにしました)

シャーシの上にカバーを被せたとき、50mmの空間を確保(カバーと部品が接触しないように)するためにカバーの上面から50mm下がったカバー側面にL形のアルミアングル棒を取り付けています。




サイド・カバー

シャーシの長手方向の両サイドには10mm厚の木の板を取り付けています。
これは装置の下部に30mmの空間(クランプ装置を入れる)を確保するためと、シャーシの補強のために取り付けています。
シャーシは0.3mm厚のアルミ板なので、蛍光灯ソケットのバネでシャーシ自体が外側に湾曲してしまいますので、その補強です。
寸法は以下のようにしました。
厚さ10mm
奥行き172mm
高さ180mm